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そけいヘルニア知恵袋

大きな病院で鼠径ヘルニアの手術が先になると言われた方へ

2025.12.12

こんにちは。調布駅前そけいヘルニアクリニックの菅間(かんま)です。

当院を訪れた患者さんのなかには、「大きな病院に問い合わせたら、鼠径ヘルニアの手術の予約が数カ月先になると言われた」というお声をいただくことがあります。

今回はそのような方に向けて、大きな病院で手術が先延ばしになってしまう理由や、当院の日帰り手術について紹介します。

大きな病院では「手術は半年以上先」と言われるケースもある

大きな病院の場合、鼠径ヘルニアのような緊急性が低いと判断されやすい病気は、手術が半年以上先に設定されるケースもあります。

しかし、鼠径ヘルニアは放置することで「嵌頓(かんとん)」などの合併症を引き起こすリスクがあり、早めに治療をするに越したことはありません。

「手術が先だから」と安心せず、早めに対応してくれる専門クリニックを検討することが大切です。

大きい病院で鼠径ヘルニアの手術が先になってしまう理由

大きな病院では、がんや心疾患などすぐに命に関わる疾患を抱えている患者さんも多く、緊急性の高い手術が優先的におこなわれます。

そのため、比較的緊急性の低い鼠径ヘルニアの手術は、スケジュールの後ろに回されてしまうケースが多いのです。

また手術室の稼働数や医師の人数にも限りがあるため、1日におこなえる手術の数にも上限があります。

このような理由から、予約から手術までに数カ月〜半年ほどかかるのです。

当院では「最短2週間程度」で手術をおこなえます!

当院では、鼠径ヘルニアの手術に最短2週間程度で対応しています。

また当院は鼠経ヘルニアを専門としたクリニックであるため、鼠経ヘルニア手術の経験豊富な専門医が担当しているほか、最新の治療技術と知見もあります。

さらに日帰り手術を採用しているため入院の必要がなく、翌日から普段の生活に戻れます。

「早く治したい」「治療に時間をかけたくない」という人は、まずは一度ご相談ください。

当院について詳しく知りたい人は、「選ばれる理由」を参考にしてください。

鼠径ヘルニアの手術に関するQ&A

患者さんからよく聞かれる質問に対して回答します。

Q:鼠径ヘルニアの日帰り手術は安全ですか?

当院で採用している「腹腔鏡手術」は、手術時のキズが5mm程度と小さく、身体にかかる負担が少ない手術です。

そのため、日帰り手術でも安心して受けられます。

ほとんどの人は手術後1〜2時間程度で歩行が可能となり、その日のうちにご帰宅いただいています。

あわせて、以下の記事もお読みください。

世界では日帰り手術は当たり前
日帰り手術と入院手術:鼠径ヘルニア治療の新しい選択肢

Q:鼠径ヘルニアの手術は痛いですか?

鼠経ヘルニアの手術は全身麻酔を使用するため、手術中に痛みを感じることはありません。

また術後の痛みに対しても、痛み止めの内服薬を処方しているため、痛みを最小限に抑えながら日常生活を送れます。

あわせて「鼠径ヘルニア手術で2つの麻酔を併用する理由」の記事もお読みください。

この記事の著者

菅間 剛(かんま たけし)

2007年、慶応義塾大学医学部卒業。横浜市立市民病院、練馬総合病院、千葉西総合病院、東京医科歯科大学医学部医歯学総合研究科、世田谷北部病院などの麻酔科に勤務し、5000件を超える手術麻酔を担当。2023年、調布駅前そけいヘルニアクリニック開院。
東京都調布市出身で、父も調布市内で「菅間医院」の院長をつとめる。

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