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開院についての思い
2023.06.07
はじめまして。この度、調布駅前そけいヘルニアクリニックを開院させていただきました院長で麻酔科医の菅間剛(かんま たけし)と申します。まずはご挨拶と自己紹介させていただければと思います。
私は2007年に慶應義塾大学医学部を卒業し、2年の初期臨床研修を経て2009年より麻酔科医として従事しております。医局や市中病院で多くの研鑽を積み、専門医を取得した2014年からは主に心臓血管外科手術の麻酔を手掛けてきました。またフリーの麻酔科医として日本中の多くの病院の手術室を飛び回り、麻酔科医として人一倍多くの経験を積んできたと自負しております。また2020年からは都内に自由診療のクリニックを立ち上げ、麻酔科医として働きつつ経営というものも経験してきました。
そして今回、慣れ親しんだ調布市に新しいクリニックを開院させていただきます。実は私は調布市出身で、父は祖父の代から続く小島町の菅間医院を引き継ぎ、今現在も診療や往診に忙しい毎日を過ごしております。
そんな調布の地で私がこのクリニックを開業する理由は、日帰り手術をもっと広めたいという思いからです。日本には多くの病院がありますが、予約が取れなかったり、待ち時間が長かったりすることがあります。また、入院となると、家族や仕事の都合などで時間的にも金銭的にも大きな負担がかかることもあります。
実は鼠径ヘルニアなど侵襲の小さな手術で、わざわざ入院するのは世界中で日本だけです。これに関しては語ると長くなるので別の記事に書こうと思いますが、入院=安全ではありません。医療費もムダ、患者さんの時間もムダ、安全性も変わらない、と必要のない入院には何一つメリットがありません。
外科のドクターたちや看護師、スタッフ、マーケティングチームなど、新しい仲間たちに支えられ、調布駅前そけいヘルニアクリニックを開院することができました。小さなクリニックではありますが最新鋭の医療を提供し、多くの患者様に喜ばれるクリニックにしていきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
この記事の著者
菅間 剛(かんま たけし)
2007年、慶応義塾大学医学部卒業。横浜市立市民病院、練馬総合病院、千葉西総合病院、東京医科歯科大学医学部医歯学総合研究科、世田谷北部病院などの麻酔科に勤務し、5000件を超える手術麻酔を担当。2023年、調布駅前そけいヘルニアクリニック開院。
東京都調布市出身で、父も調布市内で「菅間医院」の院長をつとめる。