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鼠径ヘルニア手術後の日常生活:仕事・運動・入浴時のポイント

2025.03.25

こんにちは。調布駅前そけいヘルニアクリニックの菅間(かんま)です。

鼠径ヘルニアの手術を検討されている人のなかには、術後の日常生活に不安を抱いている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

たとえば、すぐに仕事に復帰できるのか、これまでどおり運動も支障なくおこなえるのかなどです。

そこで今回は、鼠径ヘルニアの手術を検討されている人に向けて、術後の仕事や運動といった日常生活を送るうえでのポイントを解説します。安心して手術を受けるためにも参考にしてください。

準備運動をしている男性

鼠径ヘルニアの手術後に日常生活を送るうえでのポイント

鼠径ヘルニアを日帰り手術で治療する場合、その日のうちに帰宅できます。

そのため、自分次第で手術をした当日から仕事や運動などもおこなえます。

しかし、術後すぐに体に負担のかかる動作をしてしまうと再発するリスクを高めるため、しっかりと体を休ませることが大切です。

ここでは仕事・運動・入浴の観点からそれぞれのポイントを紹介するので、鼠径ヘルニアの再発を防止するためにも、しっかりと確認しておいてください。

仕事をする男性

仕事

デスクワークであれば、翌日から仕事を再開できます。また自動車の運転も可能ですので、自動車で通勤している人なども安心してください。

ただし、腹部に力が入るような力仕事などは、三週間ほど様子をみてから徐々に仕事を再開していきましょう。

あわせて「最短翌日!鼠径ヘルニアにおける手術後の社会復帰について」の記事もお読みください。

運動

筋トレやスポーツといった運動に関しては、基本的に2週間は休むようにしてください。

術後2週間が経過し、体調に問題がなければストレッチなどでほぐしてから無理のない範囲で体を動かしていきましょう。

あわせて「鼠径ヘルニアと筋トレの関係|腹筋はダメ?」の記事もお読みください。

入浴

入浴は術後翌々日から入れます。

また術後は傷口を塞ぐテープが貼ってありますが、入浴のタイミングにご自身で剝がしてもらっても大丈夫です。

鼠径ヘルニアの手術後の生活に関するQ&A

患者さんからよく聞かれる質問に対して回答します。

Q:鼠径ヘルニア手術後の生活は?

鼠径ヘルニアの手術後は、基本的にこれまでどおりの生活を送れます。

ただし、これまでの生活に完全に戻るまでには手術をしてから1カ月ほどはかかるため、それまでに徐々に体を慣らしていくことが大切です。

Q:鼠径ヘルニアの手術後は安静にしていなければなりませんか?

鼠径ヘルニアの手術当日は、安静にしてください。

また翌日からウォーキングや日常生活は問題ありませんが、再発を防ぐため、術後2週間は走ったり重いものを持ち上げたりなど、腹部に力の入る動作は控えましょう。

あわせて「鼠径ヘルニア手術後にリハビリは必要?禁忌事項とは」の記事もお読みください。

Q:鼠径ヘルニアの手術後、家事はできますか?

鼠径ヘルニアの手術後は、翌日から家事ができます。

ただし、買い物などで重たい荷物を持つ動作は術後2週間は避けることが大切です。

この記事の著者

菅間 剛(かんま たけし)

2007年、慶応義塾大学医学部卒業。横浜市立市民病院、練馬総合病院、千葉西総合病院、東京医科歯科大学医学部医歯学総合研究科、世田谷北部病院などの麻酔科に勤務し、5000件を超える手術麻酔を担当。2023年、調布駅前そけいヘルニアクリニック開院。
東京都調布市出身で、父も調布市内で「菅間医院」の院長をつとめる。

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