初めての方へ
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「足の付け根に膨らみがある、痛みがある」それは、鼠径ヘルニア(脱腸)かもしれません。鼠径ヘルニアは自然に治ることはなく、放置していると膨らみが大きく、痛みが強くなる可能性があるので、早めの受診をおすすめします。
予約フォームまたは電話でご予約ください。
電話での予約:042-480-7778
当院は鼠径ヘルニアの
専門クリニックです
当院は、鼠径ヘルニア(脱腸)の治療を専門に扱うクリニックです。手術も麻酔もすべて症例経験のある専門医によって行われます。
当院で行う手術は、全身麻酔下での腹腔鏡手術です。キズが小さく痛みも少ない手術方式のため、日帰りで手術を受けていただけます。
腹腔鏡手術は再発する可能性も少ないと言われています。
手術前の来院は
最短一回で済みます
「これは鼠径ヘルニアかもしれない」と、思ったら一度お問い合わせください。専門の医師が診察を行います。
次にCT検査を受けていただきます。X線を使って体を輪切り状に撮影する検査で、確実に診断するために重要な検査です。CT検査は当院から徒歩2分の場所にある提携先の画像診断クリニックで行います。
このほか、全身麻酔による腹腔鏡手術が適用できるか血液検査や心電図検査なども受けていただきます。初診時に検査をあわせて実施することで、手術前の受診が最短一回で済むのはお忙しい患者さまにとってのメリットと言えるでしょう。
日帰り手術は安全な選択肢
「仕事が忙しくて治療する時間が取れない」
「気にはなるものの、痛みが少ないので後回しにしたい」
こうした方には、当院の受診をおすすめします。
当院での日帰り手術は、ご来院から4時間程度で帰宅していただけます。手術後の食事制限はなく、通常は翌日からお仕事に復帰可能です。
麻酔科医が管理する全身麻酔による死亡率は、大きな病気を持たない患者さんの場合、100万件あたり4件(0.0004%)という報告があります。これは交通事故による死亡率(0.33%)より大幅に低く、安全な選択肢であると言えます。
傷が小さく痛みも少ないことから、腹腔鏡による日帰り手術は、現在鼠径ヘルニアの治療の主流になりつつあります。手術日があらかじめ決まることで、仕事や日常生活の計画が立てやすくなり、入院によって拘束時間が伸びることもありません。
なお当院では、既往歴や検査結果によって日帰り手術の適応が難しい患者さまには、他の医療機関を紹介しております。患者さまの安全を第一に考え、最適な方法をご提案いたします。
クリニックへのアクセス
当院は、京王線「調布駅」から徒歩2分の立地です。
新宿駅・渋谷駅から電車で20分程度でアクセスでき、多摩・八王子方面からも近いほか、中央道・調布ICから車で約10分です。
駐車場は周辺のコインパーキングをご利用ください
帰宅後の痛み止めと再診について
手術終了後、ご自宅では食事制限はなく、入浴も翌日から可能で、日常生活をすぐに再開できます。小さいとはいえ傷口があるので、痛みには個人差があります。お帰りの前に処方する痛み止めをお飲みいただければ、問題はありません。
また手術翌日にメールまたは電話で、キズの状態や体調を確認させていただきます。通常は再度、来院する必要はありません。
手術後も気になる点、不安な点があれば、ご質問いただけます。
「トータルの医療コスト」で最善
直接的な医療費で比較すると、全身麻酔による腹腔鏡手術は「鼠径(そけい)部切開法」という局所麻酔手術よりも高額です。
しかし腹腔鏡手術は術後の痛みや痺れ感などが少なく、日常生活復帰や社会復帰期間が短いため、「社会的医療経済の側面から腹腔鏡手術が優れていると判断できる報告も多い」(鼠径部ヘルニア診療ガイドライン|日本ヘルニア学会)にも記載されています。
腹腔鏡手術の方が再発が少なく、早く仕事に復帰できるという社会的・経済的な価値も合算して考えると、患者さまのメリットも大きいと考えてよいでしょう。
日帰り手術の場合には、入院費がかかりません。入院した場合の食事代や差額ベッド代などは、自己負担となる点も考慮して比較されるとよいでしょう。
鼠径ヘルニアに限らず、広範囲な外科手術、胃や大腸、泌尿器、婦人科でも腹腔鏡手術が選ばれる場面が増えています。こうした背景には患者さまの負担を少なくする、拘束時間を減らすだけでなく、トータルの医療コストを抑えるという狙いがあると考えられます。